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芸術学部展 PA学科公演・展示3-1.jpg

新型コロナ禍により既存の舞台芸術界は大きく影響を受け、疲弊し、先の見えない危機に瀕しています。日常から解き放たれた空間での身体接触や人間同士の距離と関係性から、ことばやからだが想像と創造の泉を満たしていくのが上演芸術です。

新型コロナウィルスの感染拡大により、劇場設備や工房、レッスン室を備えた大学施設は入構規制が敷かれ、授業は一斉にオンラインとなりました。

創造の息吹が芽生えるところから客席に届けるまで、「集うこと」がものづくりの大切な要素である上演芸術は、根本からその存在を問い直す事態となっています。

 上演芸術を通して社会貢献し、次代の文化創造の担い手ともなる世代を育成する役目を担う舞台芸術の実践系の大学では、実演家、劇場、技術者、デザイナー、制作者など現場の第一線で活躍するプロフェッショナルでさえ困窮する危機的状況を見て、将来この道に進むことを早々に諦め、学ぶことさえも敬遠する現役大学生や高校生が増えることにも大きな危惧を抱いています。

上演芸術が「人間が文化的な生活を送るために不可欠なもの」であること改めて認識し、現場と大学生と教員が一体となって「新しい舞台芸術」を提言していくプラットフォームとしてこのプロジェクトを立ち上げました。

   

① コロナ禍と上演実習

オンライン授業の中での舞台創造について、玉川大学芸術学部で取り組んでいる上演実習をご紹介します。

② 公演アーカイブス

新入生は、大学生活の中での大きな目標となる上演実習の公演を鑑賞する、あるいは携わることが出来ていません。そこで、在学生の保護者の皆さまや、舞台芸術に関心を持つ高校生へのアピールやラブコールを込めて、期間限定で過去の実習公演の収録映像を随時公開してまいります。

③ビデオ会議アプリ用バーチャル背景(大学3号館演劇スタジオなどを含むゆかりの施設)の配布を行います。

④「新しい舞台芸術を考えるプロジェクト」を随時更新し、参加型イベントなどもご紹介していきます。

​どうぞお楽しみに!みんなで楽しみながら、新しい上演芸術の在り方を考えましょう!

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